バウアー加入は「事件と言っていい」 今永が仰天歓迎「寝起き悪いが目が覚めた」

侍ジャパン・今永昇太【写真:Getty Images】
侍ジャパン・今永昇太【写真:Getty Images】

2019年に米国で食事「ベイスターズは、これ以上のない経験ができる」

 野球日本代表「侍ジャパン」の今永昇太投手(DeNA)が14日、チームメートになった“超大物”を歓迎した。東京ドームで「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝 東京プール」のイタリア戦に向けて調整。元ドジャースのトレバー・バウアー投手のDeNA入りについて「あり得ないことですし、現実に起こっていることなのか嘘か本当かわからない。事件と言っていいくらい」と驚きを表現した。

 2019年に米シアトルにあるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」に行く際にバウアーと会っており、面識はあるという。その際には食事に行き、調整方法や変化球の握りについてなど話を聞いたという。この日の午前に球団から加入が正式発表され、今永は「普段寝起きの悪い僕ですけど、ニュースを見て目が覚めた」と笑った。

 2020年のサイ・ヤング賞投手が日本球界にやってくるという奇跡。女性への性的暴行問題でドジャースから放出され、メジャーでの新天地探しに苦慮し、海を越えて再起のチャンスを得たバウアー。まさに日本選手たちにとっては“生きた教科書”となるだけに、今永も「日本球界にとっては、そういう選手が目の前で見れる。ベイスターズは、これ以上のない経験ができる」と言い切った。

(Full-Count編集部)

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