“予言的中”で大激戦勝ち抜き イタリア主力の言葉に再注目「東京ドームで戦えたら」

WBCイタリア代表のビニー・パスカンティーノ【写真:Getty Images】
WBCイタリア代表のビニー・パスカンティーノ【写真:Getty Images】

全チームが2勝2敗のプールA、イタリア代表には予言の力があった?

 イタリア代表の“予言的中”がファンの話題を集めている。「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」で16日に日本代表「侍ジャパン」と対戦するが、主力選手が大会前に「日本と東京で戦えたら最高」とコメントしていたというのだ。

 この主人公は、ロイヤルズでプレーするビニー・パスカンティーノ。3月2日(日本時間3日)にWBC公式ツイッターで公開された動画で、自身とイタリアとのつながりや、大会の展望を口にしている。この中で「最も楽しみにしていること」として、東京ドームでのプレーを挙げた。「僕らがノックアウトステージに進んだら、日本でプレーできるチャンスがあると聞いたんだ。東京ドームで戦えたら、本当に素晴らしい」と話している。

 イタリアが戦った台湾での第1ラウンドは、全チームが2勝2敗で並ぶ大激戦となった。他チームに対する失点率でわずかに上回ったイタリアは、オランダや台湾といった強豪に先んじてプール2位で東京ドームにたどり着いた。

 一塁を守り、クリーンアップを打つパスカンティーノは、父方にイタリアの血が流れているのだという。「僕の名前はものすごくイタリア風だから、僕が完全なイタリア人だと思うかもしれないけど、僕は約50%イタリアの血が流れているだけ。父のサイドがイタリア系なんだ」。16日には日本との対戦が待つ。念願の舞台で、どんなプレーを見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND