火の国サラマンダーズが開幕2連敗 元燕・内川に被弾、馬原監督「あれがNPB1軍クラス」
次戦は4月7日から北九州下関フェニックスと3連戦(リブワーク藤崎台球場)
独立リーグ・九州アジアリーグが18日に開幕し、リーグ3連覇を狙う熊本の「火の国サラマンダーズ」は開幕2連敗を喫した。リブワーク藤崎台球場で行われた大分Bリングス戦では、接戦を演じながらも8-11(18日)、1-2(19日)の惜敗だった。
18日の開幕戦では初回に3番・山本航樹、5番・中山翔太(元ヤクルト)の適時打で2点を先制。だが、先発の下川智隆が2回6安打6失点(自責3)で降板するなど苦しい展開となった。4点を追う5回には5番・サンチェスの1号2ランなど一挙4点を奪い同点に追いつく意地を見せる。それでも、直後の6回に2番手で登板した菅原誠也が、大分の内川聖一(元ヤクルト)に勝ち越し3ランを浴び力尽きた。
開幕2戦目となった19日の同戦では緊迫した投手戦となった。1点を追う4回に8番・山口嶺生が左前適時打を放ち同点に追いつく。投げては先発の松江優作が8回6安打8奪三振、1失点の力投を見せ、試合は延長10回タイブレーク(1死満塁からスタート)に突入。延長10回に2番手・宮澤怜士が内川を空振り三振に仕留めたが、続く小田に対しまさかの暴投でサヨナラ負けとなった
馬原孝浩監督は開幕戦で勝ち越し3ランを浴びた内川について「あれがNPB1軍クラスなんだと思う。選手たちはNPBのレベルがよく分かった。試合をさせてもらったことをプラスに考えて今後、攻めて行ってほしい」と、ナインたちに奮起を促した。
次戦は4月7日から北九州下関フェニックスと3連戦(リブワーク藤崎台球場)を行う。
(Full-Count編集部)