大谷翔平と開幕前に契約延長ならず FAの可能性高まるも…エ軍GM「We Love Shohei」
ミナシアンGM「将来については時が経てば分かるだろう」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは28日(日本時間29日)、今オフにフリーエージェントとなる大谷翔平投手との契約延長交渉について言及した。「私から交渉内容は話すことはできない」とした上で、「We Love Shohei!」と改めて残留を呼びかけた。
大谷は昨年10月初旬に年俸3000万ドル(約39億2000万円)の1年契約で合意。シーズン開幕前に契約延長で合意できるかが1つのポイントとなっていた。ミナシアンGMは2月中旬に大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏とアリゾナ州テンピの球団施設内で談笑。両者の関係は悪くなさそうだが、シーズン開幕前に決着とはいかなかったようだ。
大谷の残留交渉については、代理人のバレロ氏がシーズン中の契約延長の可能性は低いと言及していた。今オフにFAとなる可能性が高まったが、ミナシアンGMは「心配することは今起きていることで、将来については時が経てば、そのうち分かるだろう」と話すにとどめた。
2021年にMVPを受賞し、昨季は15勝&34本塁打をマーク。規定打席、規定投球回と異次元のプレーを見せた。ミナシアンGMは「ショウヘイはショウヘイのままでいてほしい。つまり、今まで通り毎日フィールドに登場し、誰よりもプレーする準備をしてほしい。それは、過去数年間彼がやってきたことだし、変わることはないだろう」と今季の活躍に期待を込めた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)