「ホームランは打たなくていい」“ポン酢”で甲子園を去る広陵・真鍋に求める成長

「ポン酢」のハッパに奮起して3安打も…

 大きな体とそのパワーから、メジャー通算762本のバリー・ボンズ氏になぞらえて愛称は「ボンズ」。しかし27日の海星(長崎)戦で無安打に終わると中井哲之監督「お前、ボンズだったけど、最近ポン酢になりよらんか? (ポン酢は)しょっぱいじゃないですか。悔しくないんか」とハッパをかけられていた。

 次戦の専大松戸(千葉)戦では4打数3安打と奮起し、“名誉挽回”となったが、今日の試合でまた逆戻りとなってしまった。今大会は打率こそ.429だが、初戦から3安打、無安打、3安打、無安打と調子の波が激しく、真鍋も課題を痛感。夏に向けて「チャンスの打率が全然よくなかった、どんなピッチャーでも対応できる対応力を付けたい」と語る。今大会も本塁打は0本に終わったが、「ホームランは意識していないです。チームが勝つのが優先」とキッパリ言った。

 中井監督も「ホームラン打たなくていいんで、勝負強いバッターになること。甘い球を1球で捉える確率を上げるのが課題かなと思います。広島に帰っても、内角、高め、左投手とかいろんな対策をされると思う」と成長に期待した。選抜をへて、真鍋への注目と警戒度はますます高まっていく。強打者ゆえの宿命に打ち勝ち、また“ボンズ”として、夏の甲子園に戻ってくる。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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