千賀滉大、メジャー初登板初勝利 6回途中1失点、“お化けフォーク”で8奪三振
敵地マーリンズ戦でメジャー初登板初先発
■メッツ 5ー1 マーリンズ(日本時間3日・マイアミ)
メッツの千賀滉大投手は2日(日本時間3日)、敵地・マーリンズ戦で初登板初先発し、5回1/3を投げ3安打8奪三振3四球1失点でメジャー初勝利を挙げた。初回こそピンチを招いたものの1失点で切り抜け、宝刀フォークで8つの空振り三振を奪った。
千賀は初回に2点の援護をもらってマウンドへ。1番・アエラスへの初球は99マイル(約159.3キロ)の直球だった。初回は2連打で1点を失い、その後2連続四球で無死満塁としたものの、フォークで2者連続空振り三振を奪うなど、ピンチを切り抜けた。
その後は5回にアラエスに許した安打1本に抑え、代名詞でもある“お化けフォーク”で空振りを量産。3点リードの6回、先頭のチザムから空振り三振を奪ったところで降板となった。88球を投じて最速は99マイル(約159.3キロ)、三振はすべてフォークで奪った。
球団によると、メジャー初登板での8奪三振は日本生まれの選手では歴代4位タイ(最多は石井一久と松坂大輔の10奪三振)、メッツ投手のデビュー戦では歴代3位となった。