ダルビッシュ「WBCの時に比べたら全然よかった」 6四死球も…粘りの5回1失点に手応え
5-1とリードを保って降板も…リリーフが崩れる
■Dバックス 8ー6 パドレス(日本時間5日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に今季初登板初先発し、5回91球を投げ3安打6四死球1失点で降板した。後続が逆転され1勝目はならなかったが「全体的にWBCの時に比べたら全然よかったかなと思います」と振り返った。
初回、先頭のロハスに二塁打を浴びるも、後続を抑えて無失点の立ち上がりとなった。2回には3連続四球を与えたが、盗塁死などもあって得点を与えなかった。5回は先頭のペルドモに四球、ヘレラに安打を浴びて無死一、三塁のピンチを招くと、ロハスの犠飛で1点を失った。制球に苦しみ毎回走者を出す展開となったが、5回を投げ3安打1失点、3奪三振6四死球で今季初マウンドを終えた。救援陣が4点リードを守れず逆転を許したため、今季初勝利とはならなかった
計6四死球を与えたものの、「初回、久しぶりにいい感じで真っすぐを投げられていて、カウントは悪くしてしまいましたけど、全体的にWBCの時に比べたら全然よかったかなと思います」と登板を振り返った。
ダルビッシュは3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシックに参加し、計3試合に登板。昨季まで2年連続の開幕投手を務めたが、今季は大会後の調整もあって開幕6戦目となっていた。「調整の仕方がすごく難しいというのはありましたけど、今日投げている球、ムーブメントとかを見たら自分の中ではすごく良かったので、これから先がちょっと楽しみになりました」と手応えを感じた今季初登板だったようだ。
(Full-Count編集部)