無双右腕の“極上球”が「エグすぎる」 絶好調打者が手も足も出ず「打てるわけない」
オリックス山本由伸は6回無失点で今季初勝利を挙げた
■オリックス 7ー2 ソフトバンク(6日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手が、6日に京セラドームで行われたソフトバンク戦で6回無失点と好投し今季初白星を手にした。わずか2安打で6三振を奪ったが、中でも最後の85球目、絶好調の栗原陵矢外野手を見逃し三振に仕留めた外角低めの154キロ直球は「好調な栗原が手も足もでないラストボールエグすぎる」「ビタビタの見逃し三振気持ちいいぃ」「こんなん打てるわけないやん」と注目を集めている。
野球日本代表「侍ジャパン」の一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた山本。6回2死一塁から栗原に対し、カウント2-2からの5球目はわずかに外れてボール。すると6球目、ボール1個分内角に決めて見事に見逃しとして雄叫びを上げた。試合前時点で打率.381、3本塁打と絶好調の栗原も、お手上げとばかりに口を真一文字に結んでベンチに戻った。
2年連続投手4冠の右腕が、今年も無双を思わせる滑り出し。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「今の栗原が見逃すなら相当いい球やったんやな」「85球目気持ち良すぎて鳥肌」「えぐい。ただただえぐい」「圧倒的すぎて凄すぎた」「怪我さえなければサイヤング賞も夢ではないと思う」「この神を2失点させるメキシコ打線エグかったんやなー」とファンが反応していた。