NPBがファーム・リーグ新規参加球団を公募「新たな仲間たちと全く新しい挑戦」

NPBはファーム・リーグへ新規参加する球団を公募することを決定したと発表
NPBはファーム・リーグへ新規参加する球団を公募することを決定したと発表

2球団の“参入”見込み、昨年7月のオーナー会議から議論

 日本野球機構(NPB)は7日、2024年シーズン、もしくは2025年シーズンよりファーム・リーグへ新規参加する球団を公募することを決定したと発表した。プロ野球の発展と全国への野球振興を目指すことを念頭に2022年7月のオーナー会議で議論をスタート。日本独立リーグ野球機構、日本野球連盟、日本学生野球協会などの各団体の意見のもと検討し、野球界全体の発展のために新たな第一歩を踏み出すこととなった。

 NPBによれば、この拡大構想はプロ野球12球団が本拠地を置く都道府県以外の地域でもファーム・リーグを開催し、若い選手たちが自らの飛躍と将来の晴れ舞台を目指して競い合う熱戦を、多くの子どもたちやプロ野球ファンに楽しんでもらうことを目指しているという。

 参加希望球団(法人)を対象に、説明会を実施。ファーム・リーグ参加申請には説明会への出席が必須となる。「私たちNPBにとっては、新たな仲間たちと手を取り合って野球の魅力を広げていく全く新しい挑戦になります。今回の構想の実現に向け、ファンの皆様、関係者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけた。すでに独立リーグの球団で参入に向けて準備を進めているチームもあり、拡大は現状から2球団の加入の見込みとなっている。

【動画】独立リーグからNPB参入は可能なのか? ファーム拡大で狙う新進気鋭の球団

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