大谷翔平の“善行”が韓国でも評判に　気遣い忘れず笑顔見せる人格は「素敵な表情」

審判にアピール中、ボールを突然“失敬”した理由が話題に

■エンゼルス 4ー3 マリナーズ（日本時間6日・シアトル）

　エンゼルスの大谷翔平投手の神対応が、韓国でも注目を集めている。5日（日本時間6日）のマリナーズ戦で起きた“珍事件”が「大谷はマナーを忘れなかった」として報じられた。

　韓国メディア「OSEN」が伝えたもの。この試合で大谷は初回、今季採用された新ルール“ピッチクロック”に引っかかった。フィル・ネビン監督を交えて審判に確認を行っている最中、おもむろに審判が腰につけているボールケースに手を伸ばし、ボールを“失敬”すると、投球練習をしたがっていたマリナーズのクリス・フレクセン投手にヒョイっと投げて渡したのだ。

　記事はこの場面を「その中でも、大谷はマナーを忘れなかった。アピールを続けていた中、誰かが呼ぶ声を聞いて、審判が腰につけていたボール入れから1つ取り出して渡した」「攻守交替で、フレクセンが投球練習するためにボールが必要だと知った大谷は、直接審判のボールケースから取り出して渡したのだ。しばらく素敵な笑顔を浮かべた大谷は、真剣な表情に戻りアピールを続けた」と伝えている。

　韓国でも、大谷の人格への称賛が続いている。WBCの優勝直後、韓国をはじめとするアジアの野球に言及したのも大きかった。この記事も「野球の実力と変わらないほど優れた人格で有名な大谷翔平は、審判へのアピールの最中もマナーを忘れなかった」と、絶賛といえる内容だ。

（Full-Count編集部）