千賀滉大の「能力ピカイチ」 6回1失点6K快投を監督激賞「決め球たくさんある」
“お化けフォーク”だけでなく「スライダーとカットボールを…」
■メッツ 5ー2 マーリンズ(日本時間9日・ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手が8日(日本時間9日)、本拠地で行われたマーリンズ戦に先発し、6回3安打1失点、3四球6奪三振でメジャー2連勝を飾った。バック・ショーウォルター監督は「適応の早さ(に感心した)。そして、彼はいい質問をするから、頭がいいことが分かる。能力はピカイチで、(今日は)リズムやテンポが素晴らしかった。彼のピッチングは見ていて楽しい」と称賛した。
千賀は初回1死から連打で一、二塁のピンチとするも、代名詞の“お化けフォーク”でソレアを空振り三振に仕留めるなど無失点で切り抜けた。2回は全てフォークで3者連続三振。3-1の6回に先頭のチザムに右越えソロを許したが、リードを守ってマウンドを降りた。
メジャーデビューで6回途中1失点8奪三振と好投した2日(同3日)に続き、同じマーリンズが相手だったが、攻略を許さなかった。指揮官は「彼は才能の持ち主だ。スプリットに加えて、スライダーとカットボールを投げることができる。(今日は)不利なカウントでストライクをとる為にカットボールを多投したが、(カットボールにも)自信があるようだ。カウント3-0でもカットボールを投げていた。打者にとっては、注意しないといけない決め球がたくさんある」と的を絞らせなかった投球を評価した。
(Full-Count編集部)