清宮幸太郎、9戦34打席目で待望の今季1号は先制3ラン 豪快弾に敵地どよめき
開幕から全試合5番スタメンも、今季初めて「3番・三塁」で先発出場
■オリックス ー 日本ハム(9日・京セラドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手が9日、京セラドームで行われたオリックス戦に「3番・三塁」で先発出場。初回無死一、三塁で迎えた第1打席に、今季1号3ランを放った。豪快な一発に、敵地はどよめきに包まれた。
ニックをいきなり攻め、矢澤が四球、松本剛が右前打でチャンスメーク。カウント1-1から、清宮が甘く入った139キロのカットボールを逃さなかった。打球は高く舞い上がり、右翼席に突き刺さった。これが今季9試合目、34打席目にして待望の1号となった。清宮は開幕戦に「5番・一塁」でスタメン出場すると、ここまで全試合に5番で先発。この日は今季初めて3番に座り、アーチを描いた。
昨季は自身最多の18本塁打と飛躍。プロ6年目の今季はさらなる覚醒が期待されている。さらに続く4番・野村がバックスクリーンへ2号ソロ。若き主軸コンビの活躍で主導権を握った。