大谷翔平は「世界を代表する打者」 菊池雄星が被弾に無念「完全に失投ですね」
菊池雄星は5回途中6失点も勝ち負けつかず
■ブルージェイズ 12ー11 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)
ブルージェイズの菊池雄星投手は9日(日本時間10日)、敵地・エンゼルス戦に先発登板し、5回途中9安打6失点で降板した。味方打線が降板後の6回に6点を奪ったため、勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回を戦い12-11で劇的勝利を収めた。試合後は「チームが勝ったのが1番嬉しいです」と悔しさを胸に押し込みながらも勝利を喜んだ。
今季2勝目を狙ったマウンドだったが、初回にまさかの“落球”もあり3失点と乗り切れなかった。3回1死一塁からは花巻東高の後輩に当たる大谷翔平投手に3号2ランを浴びた。内角のスライダーを捉えられ「肩口から入ってくるボールですから、1番飛ぶところ。少し外に投げ切らなければいけなかった。あそこに投げたら打たれるなというボール。完全に失投ですね」と振り返った。
大谷との対戦は「毎年レベルアップしている。本当に、世界を代表するバッターですから、すごく毎回楽しみにしています」と話し、「今日は打たれましたけど、また次、頑張りたいなと思います」と前を向いた。
この日は5回途中6失点で降板後はベンチで汗を拭いながら戦況を見守った。劇的勝利に「応援することしかできなかったですけど、最後まで諦めることなく勝てた」と味方打線に感謝した。
(Full-Count編集部)