火の国サラマンダーズ、北九州に2勝1敗と勝ち越し 昨季のリーグ王者が巻き返しへ
開幕連敗スタートも北九州下関フェニックスとの3連戦で勝ち越し
独立リーグ・九州アジアリーグを戦う「火の国サラマンダーズ」が、今季リーグ初勝利をマークした。7日から北九州下関フェニックスとの3連戦(リブワーク藤崎台)に挑み、2勝1敗と勝ち越しに成功。開幕連敗スタートだった昨季のリーグ王者が、ようやく本来の姿を取り戻した。
7日の初戦は、先発の宮澤怜士投手が2本の2ランを浴びるなど6回8安打6失点で降板。打線は6点を追う6回に仲村来唯也内野手の適時打などで2点を返したものの、北九州に小刻みな継投で逃げ切られ4-7で敗れた。
何とか勝利を手にしたい8日は打ち合いを制した。1点を追う6回、1死三塁から大崎太貴外野手の左前適時打で同点。7回にも1死三塁から小林優輝外野手の左前適時打で勝ち越しに成功し、5-4で勝利した。この日はリーグ史上最多となる3455人のファンが集まり、初勝利を喜んだ。
1勝1敗で迎えた9日も続いて接戦となった。2点リードの8回に同点とされたが、9回に2死一、二塁の好機を作ると前日のヒーロー・小林が左前適時打を放ち4-3でサヨナラ勝ち。打線は14安打と好調で、次戦に弾みをつけた。
(Full-Count編集部)