チェコと日本の“絆”に「胸がいっぱい」 代表主将が感激の出会い「私のヒーロー」
日本人学生のシュウトさんが、プラハを訪れリーグ戦を観戦
3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、初出場のチェコ代表が日本のファンからも人気を集めた。佐々木朗希投手(ロッテ)から死球を受けたり、大谷翔平投手(エンゼルス)から三振を奪った後のさわやかな交流が注目された。そして大会が終わっても、日本との絆はより強固になっているようだ。
代表で主将を務めたペテル・ジーマ内野手は4月9日(日本時間10日)自身のツイッターに「私のヒーローである、盲目の日本人法学生のシュウト君が、エキストラリーガの試合を観戦しにプラハに来てくれました」と驚くべき投稿を行った。所属するイーグルス・プラハのシャツを手にしたシュウトさんとの写真を添えている。
さらにジーマは「凍えるような気温でしたが、3試合全てを観戦して、野球の音を楽しみました。私は彼に直接会うことができ、そしていくつかのプレゼントを贈ることができ嬉しく思っています。そして、彼はマルティン・チェルベンカ(代表捕手)のホームランボールもゲットしました」とつづった。
温もりが伝わるようなストーリーにはファンも反応。「なんという素晴らしい話。素敵な1日になった」「チェコと日本の関係は、世界最高の球界ラブロマンスだ」とコメントが寄せられた。日本語で「シュウトさんとの交流が素敵。胸がいっぱい」とも。野球がつないだ2国の絆は、まだ太くなっていきそうだ。
(Full-Count編集部)