村上宗隆、初回に9試合ぶり先制2号2ラン 開幕戦以来の37打席ぶりの待望アーチ
「4番・三塁」で先発出場、開幕10戦目で2発目
■ヤクルト ー DeNA(11日・神宮)
ヤクルトの村上宗隆内野手が11日、神宮で行われたDeNA戦に「4番・三塁」で先発出場し、初回の第1打席に、開幕戦以来9試合ぶりとなる2号先制2ランを放った。今季は開幕から10戦目で2発目を記録。本拠地での一撃に、ファンは大歓声をあげた。
初回2死二塁のチャンスで、高めのボールを一閃。高々と描かれた放物線が右中間スタンドに飛び込むと、村上は右手を上げてダイヤモンドを回った。実に37打席ぶりのアーチとなった。
村上は昨季、日本人最多56本塁打を放つなど、令和初の3冠王に輝いた。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として出場した3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では不振もあったが、決勝・米国戦で待望の一発を放ち、3月31日の開幕戦では初打席でいきなりアーチを架けていた。