大谷翔平、新フォームでブルペン26球 ピッチクロック対策か…左足下げてから始動
左足を一足ほど後ろに下げてから投球動作に
■エンゼルス ー ナショナルズ(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地・ナショナルズ戦前にブルペン入りした。投球間の時間制限「ピッチクロック」対策と見られる新たな投球フォームで26球を投げ、11日(同12日)の先発マウンドへ最終調整した。
走者なしでもセットポジションから投球する大谷は、セットに入った際に左足を一足ほど後ろに下げてから投球動作に。キャッチボールでも左足を下げてから投げ、ブルペン投球終了後も同じ投球フォームで壁当てを行った。
今季初勝利を挙げた5日(同6日)の敵地・マリナーズ戦でピッチクロックの違反を取られた。試合中、試合後に新ルールの解釈について審判に確認。ネビン監督によると、大谷は「ワインドアップで投げようかな」と投球フォームの変更を示唆していたという。8日(同9日)の試合前練習でも左足を下げてから投球しており、新たな投球フォームで今季2勝目を目指すことになりそうだ。