エ軍“未完の大器”が週間MVP獲得 ファン論争「昇格させて」「トレードすべき」

エンゼルスのジョー・アデル【写真:Getty Images】
エンゼルスのジョー・アデル【写真:Getty Images】

アデルは開幕直前にマイナー降格も球団新記録の6試合連発など好調

 エンゼルスのジョー・アデル外野手が、マイナーのパシフィックコースト・リーグで週間MVPに輝いた。超有望株として期待されながらも開幕直前にマイナー降格していたが、球団新記録の6試合連続本塁打をマーク。ファンからは称賛とともに嘆きも漏れた。

 アデルは昨季、メジャー88試合で打率.224、8本塁打、27打点。大きな期待を受けながらも“未完の大器”として24歳を迎えた。6試合で7本塁打の離れ業にも「なぜメジャーでこれができないのか?」「価値があるうちにトレードすべきだ」との声が上がるのも当然かもしれない。

 ソルトレイク・ビーズ公式は「9日(日本時間10日)のアイソトープス戦で6試合連続本塁打をマークし、ビーズの球団新記録を樹立した。1997年にチャド・ルップ、2004年に(元ヤクルトの)アダム・リグスが記録した5試合連続本塁打を更新した」と快挙を伝えた。

 またMiLB公式は、3日(同4日)から9日(同10日)に打率.346、7本塁打、12打点を記録してシーズン最初の週間MVPを獲得したことを報告。ファンからは「3Aのレジェンド」「彼をトレードしてブルペン補強を」「打撃だけでは昇級は難しい」「昇格させて」「アデルの期待を考えると当然の結果だ」と様々な意見が飛んだ。

(Full-Count編集部)

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