体験希望者が5~6月と10~11月に多いワケ 部員100人超…少年野球チームの“勧誘戦略”
重要なホームページ…こまめな情報更新は“必須”
「4月は子どもたちが新しい環境に慣れていないので、保護者は子どもをチームに入れようと思いません。体験が増えるのは過ごしやすい季節です。夏休みや冬休みに体験会を開くのは控えた方が良いと思います。子どもは一度嫌がったらチームに入りたがりません」
練習体験会を開く時期に加えて、辻監督が部員集めに苦労しているチームに勧めるのがホームページの作成。野球チームにとってのホームページの役割は、企業の建物にあたると表現し「インスタグラムやTikTok(ティックトック)はチームを知るきっかけになりますが、ホームページは信用につながっていると思います」と話す。
辻監督は2004年頃、他のチームに先駆けてホームページをつくった。それまではチラシを配る地元・多賀町に部員は限られていたが、町外からも問い合わせがくるようになった。そして、ホームページは完成したら終わりではなく、情報更新する。更新されていないとチームが活動しているかどうか分からず、逆効果になるという。選手は自然には増えない。人数が多いチームには理由がある。
(First-Pitch編集部)
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