大谷翔平は「ボンズとライアン」 355勝レジェンド右腕が絶賛「誰もやったことがない」
サイ・ヤング賞に4度輝いたグレッグ・マダックス氏「見ていて楽しい」
エンゼルスの大谷翔平投手は、今季もここまで3試合に登板して2勝、打っても打率.300、3本塁打と順調なスタートを切っている。ブレーブスなどでMLB通算355勝を挙げ、サイ・ヤング賞に4度輝いたグレッグ・マダックス氏は、「あれほど素晴らしい選手を見るのは特別だ」と改めて賛辞を送った。
抜群の制球力から「精密機械」とも呼ばれた球界のレジェンドから、絶賛の言葉が並んだ。13日(日本時間14日)にESPNのラジオ番組「Canty and Carlin」に出演したマダックス氏は「彼のような選手を我々は以前見たことがなかった。見ていて間違いなく楽しいよ。ある夜で無失点に抑える姿を見たかと思えば、翌日の夜には本塁打を放っている」と投打二刀流で活躍を続ける大谷に目を見開いた。
投打両方で見せる球界トップレベルのパフォーマンスに、マダックス氏も魅了されたようだ。「彼はノーラン・ライアンを思い出させる。そしてバリー・ボンズも思い出させる。彼はこの両方なんだよ」と、投打のレジェンドを引き合いに出して称賛。「素晴らしい才能の持ち主で、誰よりもすごい本塁打が打てる。他に誰もそんなことを今までにやったことはない。最後にやったのは誰だろうか、ベーブ・ルースかな?」と唸った。
日本だけでなく、メジャーリーグの舞台で唯一無二の二刀流として躍動する大谷。ファンだけでなく、メジャーの一戦で活躍を続けてきたスタープレーヤーでさえ、一挙手一投足に注目している。この日は試合がなく、14日(同15日)から敵地でのレッドソックス戦に臨む。17日(同18日)には先発登板の予定だ。
(Full-Count編集部)