千賀滉大は「イライラしていた」 試合中もブルペンへ…指揮官が見た“降板原因”
千賀の4回2/3での降板はなぜ…メッツの猛攻も一因?
■メッツ 17ー6 アスレチックス(日本時間15日・オークランド)
メッツの千賀滉大投手が14日(日本時間15日)、敵地・アスレチックス戦に先発登板し、5回途中7安打4失点で降板した。あとアウト1つで勝ち投手の権利を得るところだったが、マウンドを降りることになり、自身3勝目はお預けとなった。メッツのバック・ショーウォルター監督は試合後「使い続けていたけど、良くないと思ったから代えた」と降板理由を説明した。
千賀は今季ここまで2戦2勝だったが、この日は2本の本塁打を浴びるなど4失点。5回2死で四球を与えたところで球数が96球に達したこともあり、無念の降板となった。4四球を与えた投球について指揮官は「(千賀は)制球が定まらず少しイライラしていたと思う。おそらく(味方の)猛攻が何回もあったことが原因だろう」とかばった。
味方打線は2回と5回に6得点を奪い、千賀を援護した。だが、マウンドへ向かう間隔が長くなったため、試合中に何度かブルペンで肩を温めた。指揮官は「今回の猛攻は(今までと)全く違う規模で、気温も低かったから(ブルペンに)行った」と説明。次回登板以降の課題克服が、メジャーで成功する鍵となりそうだ。
(Full-Count編集部)