日本から海を越えて「おめでとう」 朗希から死球のチェコ代表、市民権取得で祝福殺到
米国籍のエスカラが、WBC以外の国際大会にも出場可能に
3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍したチェコ代表のウィリー・エスカラ内野手がチェコの市民権を取得した。これに日本を含む世界中から「おめでとう」「また日本に来て下さい」と祝福の声が殺到している。
エスカラは日本との1次リーグで佐々木朗希投手の162キロの剛速球を膝に受け、スマートにサッと一塁へ向かった行動が話題となった。さらにその後佐々木がお菓子の詰まった袋を手に謝罪に訪れるという交流もファンの注目を集めた。
チェコ野球協会は14日に公式ツイッターを更新し「ウィリー“ザ・ロック”エスカラがチェコの市民権を獲得しました。またWBCでの貢献によって表彰されています。家族の一員にようこそ」とつづった。エスカラは米国籍だが、これで今秋の欧州選手権を含む、WBC以外のチェコ代表の試合にも参加できる見込みだ。
これには日本語でも「これからも野球を続けてまた日本に来てください」「WBCでの素晴らしいファイトに感銘を受けました」「あれから膝には大事ありませんか? お大事に」と次々にコメントが集まり「チェコチームのプレーや振舞いに心から感動しました」というものもあった。