マウンドで“びしょ濡れ”…大谷翔平に同情の声殺到 「日本なら中止」「過酷でした」
3回攻撃中に1時間25分の降雨中断…大谷は2回無安打1失点で降板
■エンゼルス 5ー4 レッドソックス(日本時間18日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたレッドソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場したが、今季3勝目はお預けとなった。3回攻撃中に1時間25分の降雨中断があり、2回無安打1失点で降板。気温10度で雨が降りしきる中、マウンドで“びしょ濡れ”になる姿に、ファンは「まさに、アイスバス(氷風呂)」「よくもまぁ試合中止にしなかったね」と同情の声を上げている。
米スポーツ局「NBCスポーツ・ボストン」のスティーブ・ペロー記者は、映像とともに「ああ、ショウヘイはボストンとは契約しないだろう」と嘆いた。雨の影響で試合開始は56分遅れ、2回にマウンドに上がった際には、強い雨が降り出して約9分間中断となったが、その間グラウンドで雨を浴びた。ファンは「(ボストンは)彼のためだけにドーム球場をつくるよ」「LAなら、彼は暖かいし無事だった」「過酷でした」「日本ならば中止になります」とコメントした。
またこの日は当初の試合開始予定は午前11時10分。ボストンマラソン開催の影響で異例の午前開始と難しいコンディションだった。地元メディア「Southern California News Group」でプロダクトマネージャーを務めるダニエル・テドフォード氏が「どうしてこんなにひどいヘマをしてしまったのか理解できない。雨の予報が出ていたにもかかわらず、異例の早い時間に試合を開始したために、オオタニの先発が終了してしまった。予定通りにゲームを始めるべきじゃなかった」と非難していた。