大谷翔平の“魔球”は「打てるわけねえ」 ベース横切り50cm変化「えげつない」
打者も思わず腰を引いてしまう「スイーパー」
■エンゼルス 5ー4 レッドソックス(日本時間18日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地のレッドソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場した。降雨中断もあって2回無安打1失点で降板し3勝目はならなかったが、得意の変化球「スイーパー」で打者を翻弄。ファンも「打つことは不可能だ」「バッターが全然違うとこ振ってる」と驚愕している。
この日投じた31球のうち18球が、大きく横に曲がるスイーパーだった。この日は最大で20インチ(約50.8センチ)曲がり、レッドソックス打線を手玉に取った。2回1死からキケ・ヘルナンデス内野手を迎えた場面では、3球連続でスイーパーを投じて三振奪取。2球目は膝元からアウトローいっぱいに変化するボールに、バットが空を切った。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が、「えげつないスイーパー」とのコメントとともにツイッターで動画を公開。ファンからは「えげつない」「こんな球どうやって打てばいいかわからない」「打てるわけねえ」「フリスビーみたいに曲がってる」「こんな変化をしてはいけない」と多くのコメントが寄せられた。