“平成の怪物”の剛球は「やっぱ格が違う」 粋な所作にも賛辞「永遠のヒーロー」
松坂大輔氏が東京ドームで始球式に登場、力強いボールを投げこんだ
■西武 7ー3 ソフトバンク(18日・東京ドーム)
西武やレッドソックスなどでプレーし、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏の“剛球”にファンの注目が集まっている。「やっぱ格が違う」「背番号18は永遠に松坂」「やっぱ速い」「永遠のヒーロー」と賛辞が連なった。
18日に東京ドームで行われた西武-ソフトバンク戦で、両チームのOBとして始球式に登場した。西武の背番号18のユニホームをまとった松坂氏は、さまざまな応援グッズの揺れるスタンドに一礼。マウンドの前の平らな部分で現役時代さながらのモーションを起こすと、左打席に立った周東の外角へ力強いボールを投げ込んだ。スタンドからはどよめきが起き“平成の怪物”の衰えぬ人気を見せつけた。
この模様を「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeチャンネルで公開すると、若いファンからは「全盛期の松坂を観てみたかった」との言葉も。「ワインドアップして欲しかった」と全盛期フォームの再現を求める声も並んだ。さらに、先発する投手のことを考えての行動にも「マウンドに登らないところも粋ですね」「投げる投手のことを考えてプレートは外しているね」と注目する声が多かった。