エ軍監督、1度の抗議で2度の退場処分「全ての選手を守る」 延長戦負けに目は充血
エ軍指揮官、1度の抗議で2度の退場処分
■ヤンキース 3ー2 エンゼルス(日本時間20日・ニューヨーク)
エンゼルスのフィル・ネビン監督が19日(日本時間20日)、敵地・ヤンキース戦で今季初の退場処分を受けた。同点の9回2死一、二塁でマイク・トラウト外野手の三振判定に激しく抗議。退場は通算5度目となった。試合後、ネビン監督は「私はマイクは振ったとは思わなかった。私は全ての選手を守る。特にマイクのことは」と目を充血させた。
怒りが沸点に達した。指揮官は顔を真っ赤にしてベンチを飛び出した。トラウトが受けたハーフスイングの判定に猛抗議。一塁塁審のウィル・リトル審判から退場処分を受けたが、それでも納得ができなかった。さらにグラウンドを出たところで球審ランス・バークスダール審判も退場をコール。1度の抗議で2度の退場処分を受けた。
9回の三振判定について、トラウトは「自分では振ったと思わない。リプレー映像を見ないと。辛いね。重要な場面だったから」と振り返った。大谷が得点圏で3度凡退するなど、あと一本が出なかった。「今日はチャンスがたくさんあった。自分も含めて。だが時に、こういうことになる」と唇を噛み締めた。
(Full-Count編集部)