打率1割台が続々も…打ちまくりの虎5年目が存在感 早くも明暗分かれるセ遊撃手
巨人・坂本勇人は22打席無安打、ヤクルト・長岡秀樹は打率1割台
思わぬ出だしとなったのは、巨人の坂本勇人。開幕22打席ノーヒットを記録し、スタメン落ちも。ここまで15試合で打率.130(46打数6安打)、1本塁打2打点と不振にあえいでいる。台頭する期待の3年目・中山礼都やドラフト4位・門脇誠らがスタメンで出場し、ベンチで試合を見守ることも増えてきている。チームも低迷しているだけに、通算2211安打を誇る“大打者”の復調が欠かせない。
近年定位置を獲得した若手たちも、開幕ダッシュとはいかなかった。昨季ゴールデングラブ賞を受賞するなどブレークを果たしたヤクルトの長岡秀樹は、ここまで全試合スタメンも打率1割台。広島の小園海斗は開幕15打席無安打と苦しみ打率.053と寂しい。チームには32歳の上本崇司や33歳の田中広輔、2軍には好調の羽月隆太郎も控えるなどライバルは少なくない。
たとえ開幕でつまずいたとしても、まだまだシーズンでの挽回は可能。現状は、明暗が分かれるスタートを切ったセの遊撃手たちが、これからどんな働きを見せるか注目していきたい。
(Full-Count編集部)