前田健太、打球直撃で緊急降板し3敗目 左足首打撲…2回1失点で614日ぶり勝利ならず
吉田正尚との対戦は右直に抑える
■レッドソックス 11ー5 ツインズ(日本時間20日・ボストン)
ツインズの前田健太投手は20日(日本時間21日)、敵地レッドソックス戦に先発。2回に打球が左足に直撃して緊急降板。2回を投げて被安打1、1四球1失点だった。チームは5-11で敗れ、前田はいまだ白星がなく3敗目となった。
初回、ベルドゥーゴに先頭打者弾を被弾し失点。その後、2回2死二塁から8番・デュランの放った打球速度111.6マイル(約179.6キロ)の強烈なライナーが左足を直撃した。転がったボールを素早く拾ってアウトとしたが、マウンド付近にうずくまって苦悶の表情。すぐさまトレーナーらが駆け付け、ゆっくりと歩きながらベンチへ戻った。3回のマウンドには上がらず、このまま降板となった。チームは、前田の後を継いだ投手が大量失点して大敗となった。
MLB公式サイトのパク・ドゥヒョン記者によると、球団は左足首の打撲と発表した。
2021年9月に受けた右肘のトミー・ジョン手術から復活を目指す前田は、勝てば同年8月14日(同15日)の本拠地・レイズ戦以来614日ぶりだった。注目された吉田正尚外野手との日本人対決は、初回2死から右直に打ち取った。
(Full-Count編集部)