貫禄の大谷翔平斬り「今もいい気分だ」 人類最速男が開幕8戦0封、完全復活の予感
最速166キロで1回2奪三振無安打無失点、大谷は「素晴らしい選手」
■ロイヤルズ 11ー8 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)
ロイヤルズのアロルディス・チャップマン投手は22日(日本時間23日)、敵地・エンゼルス戦の7回から3番手として救援登板し、1イニングを2奪三振、無安打無失点に封じた。マイク・トラウト、大谷翔平と中心打者を封じ、「いい感触だった。今もいい気分だよ」と上機嫌で振り返った。
同点の7回。先頭・トラウトを最速102.9マイル(約165.6キロ)の剛速球で空振り三振に仕留め、大谷は外角スライダーで力のない遊飛に。レンドンも空振り三振を奪った。「(大谷は)素晴らしい選手。投打ともに優れている。自分の仕事ができるようにしたいと思っただけさ。オフに間違いなく懸命にトレーニングをした」と胸を張った。
ヤンキースでの昨季は守護神を剥奪。43試合登板で4勝4敗9セーブ、防御率4.46と結果を出せず。ポストシーズンのロースターから外れ、ロイヤルズにやってきた。チームは5勝16敗と波に乗れないが、ここまで8登板で1セーブ。8イニングで15奪三振をマークしている。人類最速男が完全復活を予感させるスタートを切っている。
(Full-Count編集部)