大谷翔平らと3者連発、トラウトも興奮「全て楽しい」 兜の被せ役も初体験「粋な経験」

5号ソロを放ったエンゼルスのマイク・トラウト(左)とテイラー・ウォード【写真:ロイター】
5号ソロを放ったエンゼルスのマイク・トラウト(左)とテイラー・ウォード【写真:ロイター】

3者連発の口火はウォードの同点ソロ、兜儀式で「ショウヘイの打席を見逃した」

■エンゼルス 4ー3 ロイヤルズ(日本時間24日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地のロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6回に3者連発を締めくくる中越え5号ソロを放った。チームは逆転勝ちで勝率5割に復帰。トラウトは「全て楽しい。誰かにHRハット(兜)を被せるのは初めてだったが、粋な経験だった。T(ウォード)が渡してくれて、それで僕がショウに渡した」と本塁打儀式に笑顔を浮かべた。

 まずはウォードが6回先頭で左越えへ同点ソロ。「自信が少し増した。タイミングを合わせて、好球必打するという基礎に忠実に立ち返ることが大事だ」とうなずいた。直後にトラウトの勝ち越しソロ。ウォードは兜の儀式も楽しんだようで、「マイクにサムライ・ヘルメット(兜)を被せることができたけど、(夢中になって)ショウヘイの打席を見逃してしまった。クールな瞬間だった」。本塁打儀式で使う兜は大忙しだった。

 主砲・トラウトは東海岸遠征から戻っての本拠地初戦を休養日とした。「1日オフが良かった。リセットできて良かった。特に5時間半のフライトの後だったから」。前夜はマルチ安打を記録し、この日は3安打の固め打ちだった。「球がよく見え始めている。いい打席内容がいくつもあるし、失投を見逃さないでいる」と手応えを口にした。一発のあるウォード、トラウト、大谷のトリオは他球団にとって脅威となりそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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