イニング2発の吉田正尚に監督も「見ていて楽しかった」 絶賛の嵐…同僚も地元紙も

3号満塁弾を放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
3号満塁弾を放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

OPSが.619から.729と、1日で.100以上アップした

■Rソックス 12ー5 ブルワーズ(日本時間24日・ミルウォーキー)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が23日(日本時間24日)、敵地で行われたブルワーズ戦で、球団15年ぶり5度目の快挙となる1イニング2本塁打の離れ業を見せた。「4番・左翼」で出場して6打点の大暴れに、監督や同僚も絶賛した。

 レッドソックス地元メディア「Masslive」は、「8回に一流の仲間入りをし、その過程でレッドソックスで本性を現した」と好打者の“目覚め”を報じた。8回、第4打席でまずは決勝ソロを放つと、2死満塁で回ってきた第5打席で右翼2階席に運ぶアーチを架けた。

 この日6打点をあげ、OPSが.619から.729と、1日で.100以上アップした。「開幕から1か月苦戦していた選手にとっては、ある意味ホッとする内容だった」と評価。最近7試合で17打数7安打9打点の内容に「最近コーチ陣とメカニクスを修正したことでよくなった、両目で投手が見えるようにスタンスを以前よりオープンにしたと本人は語った」と復調の理由を分析した。

 アレックス・コーラ監督は「見ての通り、いくつか修正点があって、彼はどうやったら強い打球を打ち上げることができるか分かっている。今日は2球(いい球が)来た。2本目、あれは見ていて楽しかった」と評価。ジャスティン・ターナー内野手も「彼(吉田)のことを自分もうれしく思う。このシリーズ中はずっと質の高い打席が続いていて見事だった。結果が出たのは彼にとっていいだけでなく、チームにとってもいいこと」と称えた。

(Full-Count編集部)

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