藤浪晋太郎のリリーフ転向は「彼のため」 制球難脱却へ…ラミレス氏が考える“利点”

アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

23日に「最善策は1~2イニングでの救援起用かも」と綴っていた

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手を中継ぎに配置転換することを24日(日本時間25日)、マーク・コッツェイ監督が明らかにした。「明日からブルペンに行く。現段階では彼はブルペンに入れ、重要な場面で使って、ストライクを投げるところを見られれば、と思っている。直球のコマンドを取り戻してほしい」と話した。

 これに、前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が反応。自身のツイッターで「フジナミをリリーフとして使うプロセスが始まった。彼が自信を少しつけて、MLBレベルで投げられることを証明するという点で、これが彼のためになることを願う。これでフジナミは球威とコマンド(ピンポイントの制球力)に焦点を当てることができる」と綴った。

 2016年から2020年までDeNAの監督を務め、藤浪のマウンドでの姿は何度も見てきたラミレス氏。3回途中8失点で自身4連敗を喫した23日には、制球難を「NPB時代に何回も目にした光景」として「チーム(アスレチックス)にとっての最善策は、1~2イニングでの救援起用かもしれない」と見解を述べていた。

(Full-Count編集部)

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