捕った本人も驚愕「信じられなかった」 30m爆走→奇跡のキャッチが「意味わからん」
レイズのフランコは左翼線付近の打球を体勢を崩しながら右手で掴んだ
■レイズ 8ー3 アストロズ(日本時間25日・セントピーターズバーグ)
レイズのワンダー・フランコ内野手が、まさかの“素手キャッチ”で球場を沸かせた。投手も唖然としながら拍手した衝撃の技は「これ以上のキャッチは見たことないかも」「冗談が過ぎるでしょ!? すごすぎる!!」「意味わからん」とファンを驚かせた。
24日(日本時間25日)のアストロズ戦でのことだった。5回、先頭のマーティン・マルドナードが打ち上げた打球は、三塁後方の左翼線際に落ちてきた。遊撃定位置から爆走して追いかけたフランコは勢いあまって打球を追い越してしまい、グラブのある左手ではなく、体勢を崩しながら右手でつかみ取った。タジ・ブラッドリー投手も驚きの光景に、目を見開いて拍手した。
MLB公式サイトによれば、フランコは遊撃のポジションから猛ダッシュで96フィート(約29メートル)を走ったという。試合後には「現実的に考えて、届かなかった。グラブで何とか捕ろうとしたが、たまたま(右)手がそこにあって、打球が落ちてきた。自分でも信じられなかったが、捕った」と通訳を介して話した。同僚のランディ・アロサレーナも「あれはすごいプレーだった。驚異的だ。あれは今日1番のプレーになるだろうね」と称えた。
同公式ツイッターが「フランコの行く先にグラブは不要」として映像を公開すると「え??」「お見事。素手!」「彼が何をしたって?」「いや、これはビデオゲームの誤作動でしょ」「殿堂入るするにはグラブが必要では?」といった声が上がった。