大谷翔平の“元相棒”がパドレスへ 昨季は首位打者争うも…守備力低下が懸念
昨季はロッキーズで一時は首位打者争いも
マーリンズからオプトアウト権を行使し、FAとなっていたホセ・イグレシアス内野手が25日(日本時間26日)、パドレスとマイナー契約を結んだと、MLB公式のマーク・フェインサンド記者が伝えた。
2021年にはエンゼルスで114試合に出場。大谷翔平投手がホームランを放った際には、ベンチで一番乗りで祝福するのが恒例だった。昨季はロッキーズで遊撃手として118試合に出場。一時は首位打者を争うなど、打率.292、3本塁打47打点の成績だった。同オフにFAとなり、今季はマーリンズとマイナー契約を結んでいた。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「素晴らしいコンタクト能力を示した」と打撃能力を評価も、「彼の守備能力は30代に入ってから低下した」と守備力の低下を懸念している。同じ守備機会を同じポジションの平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標DRSによれば、「2021年シーズン開幕からの通算成績は、平均的な遊撃手よりも26失点も多く得点を許している」といい、マイナーでの契約にとどまったようだ。
(Full-Count編集部)