前田健太、4回途中自己最悪10失点で4連敗 復帰後初勝利ならず、防御率9.00

ヤンキース戦に先発したツインズ・前田健太【写真:ロイター】
ヤンキース戦に先発したツインズ・前田健太【写真:ロイター】

今季4先発で4敗を喫しているのは前田と藤浪だけ

■ヤンキース 12ー6 ツインズ(日本時間27日・ミネソタ)

 ツインズの前田健太投手は26日(日本時間27日)、本拠地のヤンキース戦で4回途中11安打10失点で降板し、4敗目を喫した。10失点はメジャー自己ワーストで、復帰後初勝利はまたもお預けとなった。ア・リーグ中地区首位を走るチームは6-12で敗れ、連勝が3で止まった。

 初回1死二塁のピンチを切り抜けたが、2回に捕まった。ジャッジの3点二塁打など4安打で一挙5失点。4回にはボルピー、リゾの2点二塁打で4失点した。その後、4回途中に異変を訴えてトレーナーと共にベンチへ下がり、途中降板となった。

 ツインズの地元放送局「バリースポーツ・ノース」が伝えたところによると、ロッコ・バルデリ監督は試合後「(前田は)筋肉に違和感を覚えていた。(トミー・ジョン)手術と関係があるとは、我々は考えていない。MRIを受ける予定だ」とコメントしている。

 2021年9月の右肘トミー・ジョン手術から復活を目指す前田は、同年8月14日(同15日)の本拠地・レイズ戦以来620日ぶりの勝利を目指していた。ここまで4試合に先発も、いまだ勝ち星はなし。この日の10失点で、防御率は9.00となった。

 今季4試合に先発して4敗を喫しているのは、前田と藤浪晋太郎投手(アスレチックス)の2人だけとなっている。

(Full-Count編集部)

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