大谷翔平は2位も「まだ伝説を作っている最中」 米誌が選定…日本人メジャー歴代10傑
イチロー氏の1年目は「インパクトという点で敵うシーズンはない」
米誌「スポーティング・ニュース」が、MLBでプレーした日本選手をランク付けし、トップ10を発表した。1位はイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)で、2位がエンゼルスの大谷翔平投手。大谷について「引退する頃には、MLBのユニホームを着た中で最も偉大な選手になるかもしれない」と伝えている。
記事は10位から紹介。3位までの順位は下から佐々木主浩氏、岩隈久志氏、田中将大、上原浩治氏、黒田博樹氏、松井秀喜氏、野茂英雄氏、ダルビッシュ有の順になっている。そして2位に選出したのが大谷だ。
「引退する頃には、オオタニはMLBのユニホームを着た中で最も偉大な選手になるかもしれない」とし、「その長く想像もできないような道は、複数のMVP(もしくはサイ・ヤング賞)と、ワールド・シリーズのタイトル少なくとも1つが必要だろう」と記事は指摘する。その上で「既に信じられないシーズンを2度も過ごしている上に、今季はいいスタートを切った。このランキングでは今のところイチローの次だが、それはイチローが絶対的なレジェンドで、オオタニは“まだ”伝説を作っている最中だからだ」と述べている。
そして、1位に選出したのがメジャー通算3089安打のイチロー氏だ。記事は「インパクトという点では敵うシーズンはない」とし、入団1年目の2001年シーズンについて言及。「彼はア・リーグMVPと新人王を受賞。マリナーズの年間116勝を牽引し、チームはケン・グリフィーJr.とアレックス・ロドリゲスの時代から正式に抜け出すことになったと解説する。
その上で「ショウヘイ・オオタニがここまで短いキャリアの中で驚異的な活躍をしていると言っても、ランキングのトップはイチローだ」と説明。「MLB1年目から10年連続で200本安打をマークし、日本で1278安打をマークしてから27歳でMLBデビューしたにも関わらず、神聖な3000安打の高みに到達した」とそのキャリアを称えている。
(Full-Count編集部)