大谷翔平とトラウトをCY賞右腕が大絶賛「脱帽するしかない」 勝利も「MLB屈指」の賛辞
大谷翔平とトラウトに「打たれて負けたくない」
■ブルワーズ 7ー5 エンゼルス(日本時間30日・ミルウォーキー)
ブルワーズのコービン・バーンズ投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのエンゼルス戦に先発登板し、6回5安打1失点の投球で今季3勝目をマークした。勝ち星をあげたものの「あの2人はMLB屈指のワンツーパンチだろう」と、2番のマイク・トラウト外野手と3番に座る大谷翔平投手を絶賛した。
バーンズは初回無死一、二塁のピンチで打席に大谷を迎えた。2021年にサイ・ヤング賞に輝いた右腕は、動じることなく一併殺に打ち取り、立ち上がりを無失点で切り抜けた。バーンズは「いつだって最高の選手と対戦したい」と胸を躍らせ「今日はダメージを抑えることができた。あの2人に打たれて負けたくない」と闘志を燃やしていた。
ただ、3回には大谷に右安打を許し「ショウヘイは野手の間を抜いた。トラウトにはスライダーを(初回に)打たれた。ああいうスイングには脱帽するしかないね」と絶賛した。さらに「スカウティングレポートに印をつけておく2人だ。彼ら相手の打席では慎重になるというより、攻めのピッチングをしてストライクを先行させることを重視する」と強気の投球を心掛けた。
1球への集中力を研ぎ澄ませ「彼らのような選手相手には思った球をきちんと投げることを大切にする。失投はどんな打者に対してもしてしまうものだが、彼らがめぐってくるときには失投しないよう細心の注意を払う」と、警戒心を高めていたことも明かした。
(Full-Count編集部)