「あまり見たことがない」 大谷翔平の“超高弾道弾”に監督仰天「彼は特別な存在」

7号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
7号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

滞空時間6.98秒は2015年以降の球団記録

■エンゼルス 3ー0 ブルワーズ(日本時間1日・ミルウォーキー)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地でのブルワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で4試合ぶりの7号ソロを放った。チームは3-0で勝利し、連敗が2でストップ。フィル・ネビン監督は大谷について「彼は特別な存在で、毎日新しいことを成し遂げてくれる」と称賛した。

 3回、2死走者なしで迎えた第2打席で、元ソフトバンクのコリン・レイ投手が投じたカットボールを捉えた。高く上がった打球はバックスクリーンへと伸びた。打球角度は39度で、データ解析ツール「スタットキャスト」が2015年に導入されて以降、最も高角度の本塁打となった。滞空時間6.98秒は今季メジャー最長で、2015年以降の球団最長記録となった。

 17連戦に休むことなく出場し、その最終戦で放った驚きの一発に、ベンチのネビン監督は呆れた表情で大谷を出迎えた。「誰かスコアボードに直撃するホームランを打たないかと、私は心待ちにしていた。スタッツを見たら114マイル(約183.9キロ)、打球角度39度と表示された。そんなホームラン、今まであまり見たことがない」と目を見開いた。

(Full-Count編集部)

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