大谷翔平に“因縁の相手”が「おめでとう」 WBC優勝がつなぐ輪「スポーツっていいな」
ブルワーズへ移籍したウィンカーが大谷に歩み寄り、WBC制覇を祝福
エンゼルスの大谷翔平投手が“因縁の”相手から受けた祝福が話題となっている。ファンから「尊い」「スポーツっていいな」「うれしい」とコメントが集まった。
4月29日(日本時間4月30日)にミルウォーキーで行われたブルワーズ戦でのこと。試合前にブルワーズのジェシー・ウィンカー外野手が大谷に歩み寄り「おめでとう」と3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝を祝福された。そしてエンゼルスとは因縁の深い選手だ。
昨年6月26日(日本時間27日)のエンゼルス-マリナーズ戦でのこと。当時マリナーズに所属していたウィンカーが2回、警告試合の中で死球を受けたことに激昂し、両軍選手が入り乱れての大乱闘に。エンゼルスベンチに向かったウィンカーは、アンソニー・レンドン内野手から張り手を食らい、両手の中指を立てながら退場する大暴れだった。後にウィンカーやエンゼルスのフィル・ネビン監督ら計12人に出場停止処分が下る大騒動となった。
メジャーの乱闘は、仲間を守るために全員参加するのが暗黙のルール。大谷も中心には突入しなかったもののもみ合いに加わっていた。昨年の記憶が残るファンは“和解”写真にホッとしたようだ。