敵地の“泣き顔煽り”が物議も…カーショーの対応にファン称賛の嵐「真のプロ」
カーショーをKOしたパドレス本拠地がビジョンで“煽り”
■パドレス 5ー2 ドジャース(日本時間6日・サンディエゴ)
ドジャースは5日(日本時間6日)の敵地パドレス戦に2-5で敗戦。先発したクレイトン・カーショー投手がフェルナンド・タティスJr.外野手に2本の本塁打を許すなど、4回2/3イニングを4失点で降板し負け投手になった。そして試合後、ビジョンに映し出された映像が物議を醸している。
同地区のライバル球団のエースをKOし、勝利したパドレスの本拠地ペトコ・パークは大盛り上がり。試合終了直後、左翼スタンド上部にある大型ビジョンには「PADRES WIN」の文字とともに、“泣き顔”に編集されたカーショーの画像が大きく飛び出した。この盛大な“煽り”は、一部ファンの間で物議に。ビジョンを撮影された映像がツイッター上で公開されると、ドジャースファンを中心に批判的な声が上がった。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、これに対するカーショーのコメントを紹介。「こんな挑発に僕は乗るつもりはないよ。それが気に入らないなら、もっといい投球をすればいいだけ。僕らが勝てば、彼らはやらないと思う」と冷静なコメントを残した。
動じないカーショーに対しては、ネット上で「彼は素晴らしい人間!」「選手として正しい返答」「真のプロフェッショナル」とコメントが寄せられた。翌6日(同7日)の試合ではドジャースが2-1で勝利。カード勝ち越しを決めるのはどちらか、注目が集まる。