エ軍“未完の大器”が特大143m弾 3AでHRキング…覚醒に期待高まる「史上最高」

エンゼルスのジョー・アデル【写真:ロイター】
エンゼルスのジョー・アデル【写真:ロイター】

開幕直前にマイナー降格も、3Aでトップタイとなる12本塁打

 エンゼルス傘下3Aでプレーしているジョー・アデル外野手が絶好調だ。6日(日本時間7日)の試合終了時点で3Aでトップタイとなる12本塁打を放ち、打率.298、OPS1.098と好成績を残している。3日(同4日)には470フィート(約143.3メートル)の超特大弾を放ち、ファンも「エンゼルスにいつ復帰するの?」と注目している。

 2017年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルスから指名を受けたアデルは、高い身体能力を備えながらも、守備や走塁ミスなどが目立つこともあり、メジャーとマイナーを行ったり来たり。“未完の大器”として期待され続けているものの、一皮むけられずにいる。

 今季はマイナーで開幕を迎えたが、開幕から絶好調。4月上旬には6試合連続となる本塁打を放ち、球団記録を更新。週間MVPにも輝いた。5月もここまで全4試合で安打を記録しており、好調をキープしている。

 マイナーリーグ公式ツイッターによると、2日(同3日)に左翼スタンドへ放った11号は459フィート(約140メートル)、3日(同4日)の12号は470フィートと、特大弾を連発。「3Aではあまり稼げないのが残念だ」「メジャーに復帰する準備万端」「史上最高」「さすが俺たちのデルデルアデル」と期待の声が寄せられている。

【実際の動画】メジャー再昇格も近い? アデルが放った143mの特大弾

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