170キロが顔面に「直撃した」 四つん這いで悶絶…球場騒然の悲劇は「見たくない光景」
ロイヤルズのヤーブローの顔面に打球直撃、自力で歩いて降板した
■ロイヤルズ 5ー1 アスレチックス(日本時間8日・カンザスシティ)
ロイヤルズのライアン・ヤーブロー投手を悲劇が襲った。先発した7日(日本時間8日)のアスレチックス戦で、106.2マイル(約170.9キロ)の打球が顔面に直撃。「見たくない光景だ」「ゾッとする」「痛そう」とファンが悲鳴を上げている。
2-1の6回1死だった。ノダが放ったピッチャー返しが顔面に。四つん這いで両手で顔を覆った。心配した同僚らが駆け寄る中、自力でマウンドを降りた。球団は精密検査を行うことを発表した。
MLB公式サイトのエディトリアル・プロデューサー、ケイシー・ドロッター氏は「どうにか(そして幸いなことに)、ヤーブローはこの打球が直撃したあと、自力でフィールドを退場をすることができた」、米メディア「トーキン・ベースボール」は「ヤーブローは顔面に打球が直撃して、今日の試合を退場した」と伝えた。
救援陣がリードを守ってヤーブローは今季初勝利を挙げたが、状態が心配される。ファンからは「直撃した」「気の毒だ」「なんということだ」「恐ろしいことだ。無事を祈る」「早期回復を祈っている」などと多くのエールが送られた。