源田の穴埋めるドラ6、戻って来た韋駄天 “山賊打線”復活なるか…西武で急成長の若手

西武・児玉亮涼、若林楽人、愛斗(左から)【写真:小林靖、矢口亨】
西武・児玉亮涼、若林楽人、愛斗(左から)【写真:小林靖、矢口亨】

ドラ6の児玉は25試合に出場、打率.269をマーク

 西武が開幕から上位争いを演じている。8日時点で4位ながら、首位・オリックスとは3ゲーム差。長らく主力を張った森友哉捕手が抜け、源田壮亮内野手と山川穂高内野手の離脱もありながら順調に滑り出した。要因の一つに挙げられるのが、若手野手たちの台頭だ。今回は、今注目すべき若手6選手を紹介する。

〇柘植世那捕手:2019年ドラフト5位で入団。2022年終了時点で通算94試合に出場するなど、1軍での経験を着実に積んできた。ここまで23試合で打率.237と、打撃でも存在感を発揮している。オリックスにFA移籍した森友哉捕手の存在は、昨季まで西武の大きな強みだった。柘植もこのまま成長を遂げ、切れ目のない打線の形成に貢献できるかに注目だ。

〇古賀悠斗捕手:中大から2021年ドラフト3位で入団。1年目の昨年は2軍で25試合に出場し、打率.281。1軍でも26試合に出場したが打率.155、OPS.506に終わった。今季は開幕から1軍に帯同し、13試合に出場。先発に転向した平良海馬投手が登板した試合では、いずれも先発マスクを被っている。今後も柘植と切磋琢磨を続けていってほしいところだ。

〇児玉亮涼内野手:大阪ガスから2022年ドラフト6位で入団。開幕直後から遊撃のスタメンとして出場し、ハイレベルな守備を披露している。ここまで25試合で打率.269を残し、源田の離脱によるダメージを最小限にとどめている。源田の復帰後はどのポジションで起用されるのかという点も注目される。

愛斗はリーグ8位の打率.276、若林は12試合に出場

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