源田の穴埋めるドラ6、戻って来た韋駄天 “山賊打線”復活なるか…西武で急成長の若手

愛斗はリーグ8位の打率.276、若林は12試合に出場

〇愛斗外野手:外野守備に定評があり、2021年の1軍定着後は幾度となく好プレーでチームを救ってきた。4月26日のロッテ戦では、強肩を生かしてライトゴロを完成させた。打撃も成長し、2022年は121試合で打率.243、9本塁打。今季はここまでリーグ8位の打率.276をマークしている。主力打者へと進化を遂げつつある。

〇若林楽人外野手:1年目の2021年は44試合で20盗塁をマークしたが、5月末に左膝の前十字靭帯を断裂。残りのシーズンを棒に振った。同年は24盗塁で4人が盗塁王。故障さえなければ盗塁王に輝いていた可能性が高かった。復帰した昨年は28試合で打率.207、3盗塁と苦しんだ。しかし今季は、ここまで12試合で打率.250と復調傾向を示しており、再び上位打線を任されるケースも増えている。完全復活に期待したいところだ。

〇鈴木将平外野手:3年目の2019年に1軍デビュー。2020年には序盤戦で1番打者に抜擢されたが、レギュラー定着は果たせなかった。昨年は58試合で打率.250。今季は22試合で打率.243をマークしている。

 若手の成長に加え、長年チームを支えてきた中村剛也内野手、外崎修汰内野手も打撃好調。大黒柱の山川が5月2日に1軍復帰し、さらに源田も戻ってくれば、かつてリーグを席巻した強力打線が復活する可能性も十分にあるといえよう。

(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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