阪神・村上頌樹がついに失点 開幕から32イニング目…新記録ならず甲子園騒然
60年ぶりセ記録に並んだものの、直後のイニングに失点
■阪神 ー ヤクルト(9日・甲子園)
阪神の村上頌樹投手が9日のヤクルト戦に先発し、7回に今季初失点を決した。先頭のサンタナに本塁打を浴び、開幕からの連続イニング無失点記録はセ・リーグタイの「31」で止まった。
村上はこの試合の6回を抑えたところで連続無失点イニングが31回に到達し、1963年9月に阪神の中井悦雄投手が記録したセ記録に60年ぶりに並んでいた。
1つ1つのアウトが新記録となる7回、先頭のサンタナに5球目、高めのストレートを左翼席へのソロ本塁打とされた。甲子園のスタンドは騒然。打たれた村上は打球を目で追い悔しそうな表情を見せた。
開幕からに限らない連続イニング無失点の球団記録は、2006年4月から7月にかけて藤川球児投手が記録した47回2/3。日本記録は1958年に金田正一投手(国鉄)が残した64回1/3。