吉田正尚は「地球上で一番絶好調」 週間MVPに米メディア称賛「123億円に見合っている」
直近6試合で「1度も三振していなかった!」米メディア衝撃
レッドソックスの吉田正尚外野手が8日(日本時間9日)、ア・リーグの週間最優秀選手(MVP)を初受賞した。メジャーリーグ機構(MLB)が発表した。日本選手の週間MVPは2022年9月のパドレス・ダルビッシュ有以来10人目。新人の受賞も鈴木誠也以来6人目の快挙で、米メディアから称賛の声が続出している。
吉田は期間中、25打数12安打の打率.480、2本塁打、8打点の好成績を残した。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「マサタカ・ヨシダは金額に見合っていることを証明している」と自身のツイッターを更新。吉田は昨オフに5年総額9000万ドル(約122億6900万円)の大型契約をレッドソックスと結んでいた。
また、レッドソックス専門ポッドキャスト番組「Name Redacted Podcast」で司会を務めるタイラー・ミリケン氏は「(直近6試合で)1度も三振していなかった! 現在、地球上で一番絶好調な打者」と絶賛した。
さらに地元メディア「NBCスポーツ・ボストン」では「マサタカ・ヨシダは輝かしい1週間を送り、素晴らしい賞を獲得する」と報じた。長打率.800、出塁率.519をマークして週間MVPを獲得し「衝撃的な期間だった」と言及した。これに続くように地元メディア「CBSスポーツ・ボストン」も、キャリア最初の13試合で打率.167、OPS.560と苦しいスタートから「並外れた逆転」だったとして、試合を重ねるうちにメジャーの投球に対応する修正力に脱帽だった。
(Full-Count編集部)