大谷翔平は「これまでで一番の活躍」 MLB公式が“序盤MVP”発表…圧倒的支持で独走

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

43人の投票者がトップ5を選出する記者投票で、大谷翔平は1位

 エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグ“シーズンMVP候補”で1位に選出された。MLB公式は「序盤でMVP有力候補は誰になる?」と題し、43人の投票者がトップ5を選出する記者投票を行った。投票は、1位が5点、2位が4点、3位が3点、4位が2点、5位が1点。大谷は30票の1位票を集めてトップ投票だった。

 MLB公式では2021年のMVP、2022年のMVP投票2位に続き「ショウヘイ・オオタニがまたしてもMVP級シーズンを送っている」と言及。「二刀流のスーパースターはマウンド上で、これまでで一番の活躍をしているように思える。許した安打はわずか16本で、ア・リーグトップの59奪三振を記録している」と、今季ここまで7試合に登板して4勝0敗、防御率2.54の、投手・大谷としての活躍を評価した。

 大谷は野手としても今季34試合に出場して打率.301、7本塁打、22打点の成績を残しており、投打二刀流の活躍を認められてのトップ投票となった。大谷は2021年に満票を獲得して全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手賞(MVP)を受賞。昨季は投手で15勝、防御率2.33、219奪三振と好成績を残し、打者でも打率.273、34本、95打点、11盗塁をマーク。史上初の「ダブル規定」を達成したが、MVPはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に譲る形となっていた。

 2年ぶりのMVP選出が期待される大谷に次いで、ア・リーグ2位にはレイズのワンダー・フランコ内野手、3位はブルージェイズのマット・チャップマン内野手、4位にはレイズのランディ・アロサレーナ外野手、5位はエンゼルスのマイク・トラウト外野手が選出されている。また、ナ・リーグの1位はブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選ばれている。

(Full-Count編集部)

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