最下位楽天に暗雲…先発・岸が緊急降板 自ら異変訴え3回途中アクシデントで交代
55球目を投じたところで緊急降板
■楽天 ー オリックス(10日・楽天モバイルパーク)
楽天の岸孝之投手が10日、本拠地でのオリックス戦に先発登板し、3回途中で緊急降板した。この日55球目を投じた直後に、自ら右手をベンチの方へ挙げてタイムを要求。トレーナーとともにベンチに下がり1度は治療を受けたが、再びマウンドに姿を見せることはなかった。
3回1死一塁からオリックス頓宮に右安打を許したタイミングで異変が起きた。自力でベンチに引き上げると、その後、石井一久監督が2番手の西口直人投手を球審に告げた。その後、2本の安打と失策などで3点を失い、岸は2回1/3を8安打5失点(自責3)となった。
現在、最下位の楽天にとって、先発ローテーションの岸が離脱となれば大きなダメージとなるだけに、状態が心配される。
(Full-Count編集部)