鈴木誠也、7試合ぶりマルチ安打も猛省 3連敗止めるも「ずっと迷惑をかけていた」
2安打1打点に「攻撃的に打席を迎えられた」と好感触
■カブス 10ー4 カージナルス(日本時間11日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、本拠地で行われたカージナルス戦に「4番・右翼」で先発出場し、4打数2安打1打点の活躍を見せた。7試合ぶりのマルチ安打で打率を.264と上昇させ、10-4と勝利に貢献。チームの連敗を3で止めた。試合後は「攻撃的に打席を迎えられた。内容的にも良かったですし、続けていければと思います」と好感触を示した。
この日は、2点を追う3回2死二塁から右中間に適時二塁打を放って1点を返すと、続くパトリック・ウィズダム内野手が12号2ランを放ち、一気に逆転に成功した。鈴木は5回にも左安打を放ち、3日(同4日)ナショナルズ戦以来、7試合ぶりのマルチ安打を記録。連敗を3で止める躍動にも「僕が打っていれば勝っている試合がたくさんあった。しっかりこれからも打てるように頑張りたい」と気持ちを引き締めた。
4番起用には「(自分が)機能すればこういう試合が続きますし、機能しなければ負けが続く。それだけ重要な打順。ずっと迷惑をかけていた」と厳しかった。状態が上がらなかった理由として「ボールを選んで振れていなかった。なにか慌てているというか。投げたボールが、ほぼ手元まできている感覚だった」と明かした。
この日は修正を施し、2安打を記録。「とにかく相手の(投げる)タイミングより早く、待てるような状態を作って、長くボールを見ようと。今日は全打席、長く自分の間合いで見れていた」と手応えを感じている様子だった。
(Full-Count編集部)