柳田悠岐は「昨年とは違う」 詰まりながらもスタンドイン…評論家が見た“好調の証”
首位オリックスに勝利し1ゲーム差に接近
■ソフトバンク 4ー3 オリックス(12日・京セラドーム)
ソフトバンクは12日、京セラドームで行われたオリックス戦に4-3で勝利した。首位との直接対決に先勝し、1ゲーム差に迫った。柳田悠岐外野手が7号ソロを含む4打数3安打2打点の大暴れ。好調をキープする主砲を、昨年現役を引退した野球解説者の坂口智隆氏は「昨年とは違い、マークが集中しない分、より力を発揮できている」と指摘する。
柳田の勢いが止まらない。2回の第1打席で二塁内野安打で出塁し、先制のホームを踏むと、2点リードで迎えた4回の第2打席では右翼席へ7号ソロ。5回の第3打席でも中前適時打を放ち、今季4度目の猛打賞をマークした。
この試合まで通算対戦打率.455(33打数15安打)と得意にしていた左腕・山崎福から放った一発について、坂口氏は「あれだけ内角を攻められていると他の球をケアしないといけない場面。本来ならファウルになるが、難しい球を詰まりながらもスタンドまで持っていった。好調の証だと思います」と賛辞を送った。